熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップから、トレンド・グルメ・スポーツなどのスポット&イベント、便利・健康・天気などの生活情報まで、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分のニュースを総ナメできる!

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●「オリラジ・藤森慎吾、モデル妊娠・中絶疑惑を語る」【知り】

「今年6月に知り合った女性モデルを妊娠、中絶させ、慰謝料350万円を支払った」と報道されたオリエンタルラジオ藤森。さらに、そのもみ消しと交換条件で田中みな実アナとの熱愛を利用したという。これが本当なら視聴者からは総スカン。テレビからも干されかねない大ピンチだ。

出演したイベントでも、質問はその1点に集中したが、藤森は頭を下げて謝罪したあと、「相手の女性にはきちんと対応をさせて頂いたつもりです。これ以上はお話できません」と報道を認めた。一方、所属事務所は、「事実関係を確認する前に藤森がお金を払ってしまった」というが、百戦錬磨の吉本がそんな手落ちを許すのか!? また、先輩芸人たちと懇意な藤森が、相談なしでそんな軽率なことをするとは考えにくい。

しかし、スタジオの田村淳は、「2人が話し合って解決したことなので、(今さら)取り上げるのもね。慎吾の言う通りだと思います」と徹底的にかばう姿勢を見せた。女グセの悪さやお金で解決したことについて全く責めないのは、自分も同じ価値観だと誤解されそうなのだが……メイン視聴者が主婦層の時間帯にこの姿勢は許される?!

●「レオ様とミランダ・カーが足を絡めて不倫!?」【ノンストップ】

レオナルド・ディカプリオとミランダ・カーがニューヨークのナイトクラブで脚をからめてイチャイチャしていたという。ディカプリオは先月、恋人との破局報道があり、さらに、ミランダの夫・オーランド・ブルームが撮影でロンドンに行っているタイミングだけに、不倫疑惑が巻き起こるのも当然だろう。 しかし、セレブウォッチャーの田島真理は、「不倫の可能性は薄い。ミランダはレオ様のタイプではないから」とバッサリ。確かにこれまでの恋人は、ブロンドヘアの20代前半ばかりだ。

スタジオでは近藤春菜が「私は断然オーランド・ブルーム派!」と勝手に宣言。出演者たちは興味を持てないのか、コメントしようとしなかっただけに、見事な空気の読み方だった。

●「ジョニー・デップの13億円大豪邸に初潜入!」【ノンストップ】

ジョニーが新たに購入したのは、東京ドーム4個分の敷地に19部屋、11個の風呂、プールを備えた13億円の大豪邸。23歳年下の恋人アンバー・ハードが「牧場を持って乗馬することが夢」だから買ったというのがスゴすぎる。

藤本敏史が「つき合った段階で買っちゃうの!?」と驚くと、設楽統は「13億って言っても、出演料が1本何十億円だから」と納得顔。実際ジョニーはこの家以外にもハリウッドに3軒、フランスに別荘、バハマには島を持っているらしい。こんな女性週刊誌っぽいセレブネタも、ワイドショーの醍醐味だ。

●「狩野英孝が年商1400億円の会社に潜入取材」【ミヤネ】

その会社はサイバー・エージェント。社員を起用したCMのヘビロテで話題を呼んでいるが、「大卒初任給34万円」「29歳で取締役就任」「社長を超える年収の社員がいる」など、バブリーなネタには事欠かない。

一方、リポーターの狩野英孝は、「何て夢のある会社なんですか!」と興奮を抑えきれないまま藤田晋社長とご対面。ファースト・コンタクトで「ヨーヨーヨー(ラップ風)」と話しかけて失笑を食らうが、これぞ狩野の芸風であり仕事だ。

現在、「会社資源のほとんどをスマホ市場に注入している」という藤田社長。この人、かつて奥菜恵との結婚&離婚で話題を呼んだが、まだ39歳らしい。その後、狩野は『パシャオク』というオークションアプリに、お気に入りのサングラスをサインつきで出品し、3万3001円の値をつける。しかし、スギちゃんのGジャンは10万円だった……。

●「勘三郎さん告別式後に、中村福助、中村獅童が語った」【とくダネ】

小倉智昭が「密葬とわかっているのに駆けつけた人が500人もいるなんて」と称えた勘三郎さんの告別式。棺には新歌舞伎座の設計図、舞台に敷く板、夫婦の写真などが納められ、出棺の際には、天使をかたどった紙吹雪が舞い上がった。しかし、そこには喪主であるはずの勘九郎と七之助はいない。京都での舞台に出演しているからだ。

告別式後、撮影クルーが勘三郎さんの自宅で待ち合わせしたのは、義弟の中村福助と、父のように慕っていた中村獅童。福助が「お兄さんは太陽のような人でいつも輝いていた」「家族の絆が強くてうらやましいくらいだった。2人の息子も何の気負いもなく、父が好きだった」と語ると、獅童は「子どものころからヒーローであり、父親のような存在」「初めて映画に出たとき、一般のお客様にまぎれて初回上映を見に来てくれた」と思い出話を明かす。2人とも遠くを見つめるような目で、まだ現実を受け入れられていないようだった。

●「郷ひろみのカッコよさに加藤&テリーがメロメロ」【スッキリ】

スキンケア商品『ジャーマンクレイ』のCM発表会に出演した郷ひろみとSKE48の松井玲奈。「ジャーマン」と言うところを「ジャパーン!」と言ってしまう郷に、松井がツッコミを入れると、「踊ったり回ったりするとつい……」と笑わせる。さすがのサービス精神だ。

その後、「ワイン好きの郷がカルフォルニアで買ったものは何?」というクイズが出され、答えが「ぶどう畑」であることが発表されると、加藤浩次とテリー伊藤はビックリ。さらに、その畑で作ったワインをプレゼントされると大感激。さすがは「職業・郷ひろみ」と公言するだけあって、大人の男もホレるのだ。

●「向井理と国仲涼子がデート」【ノンストップ】

ドラマ『ハングリー!』で恋人役を演じた2人が、放送終了から8カ月後に熱愛スクープされた。2人が訪れたのは湘南の七里が浜にある一軒家レストラン。江の島や富士山を臨むカップルシートで、向井が国仲にピザを取り分けてあげていたという。メガネとマスクで変装していたが、かえって目立つ上に食事中はマスクを外すためバレバレ。その後、家具店『IKEA』で買い物、別の日には鉄板料理店での目撃情報もあるらしい。けっきょくスタイルのよすぎる2人は、マスク程度では意味がないのだろう。

この報道を受けて、今後はマスクを取って堂々とデートするのか、家デートのみに切り替えるのか、モテ男・向井の恋愛スタンスに注目。どっちにしてもパパラッチから狙われるけど。


●「ほしのあきがブログで詐欺に加担!」【ノンストップ】

入札のたびに手数料がかかるペニーオークションサイト『ワールドオークション』の手数料詐欺事件で、ほしのあきが落札していない商品を落札したかのようにブログに書き込んでいたことがわかった。さらに、友人タレントの松金ようこから紹介されて、バイト料30万円を受け取っていたことも発覚。

ほしのは「どんなサイトか分からずにやった。知らなかったとはいえ軽率な行動だった」と反省しているが、「会員はほとんど落札できない仕組みだった」という悪質な詐欺事件。ますますテレビからのオファーが減るほか、主な収入源のイベントにも呼ばれにくくなりそうだ。


●「市川染五郎、舞台復帰で『生かされた責任』を宣言」【バード】

来年2月の舞台会見に出席した染五郎は、神妙な顔で「生かされたという責任を全うし、一生懸命戦い続けていきたい」と宣言。一方、父親の松本幸四郎は、「こういう日が来るとは思わなかった。胸がいっぱい」と感極まっている。

さらに染五郎が亡くなった中村勘三郎さんに「(勘三郎)兄さんが気になるような、悔しがらせるような、生きている歌舞伎を作っていきたい」と話すと、同席した勘三郎さんの義弟・中村福助は、「兄は病床で染五郎さんの容体を気にしていた。きっと応援してくれている」と返した。

これを見た羽鳥慎一が「大変なケガでしたから、“生きる”という単語が多く入っていましたね」と振ると、長嶋一茂も「大ケガされる前と立ち居振る舞いが全く変わらなくて安心した」と安堵の表情を見せる。大物父を持つ二世同士のシンパシーか。

●「いよいよ明日開幕! 復帰舞台をノリピー本人がPR」【スッキリ】

3年の執行猶予が明けての復帰舞台『碧空の狂詩曲~お市の方 外伝~』がいよいよはじまる。酒井は自らVTR出演するなど、チケットを売るのに必死のようだ。先日、テリー伊藤が酒井を訪れてインタビューをしていたが、この前日PRとのバーターだったのか?

テリー伊藤は当時を振り返って、「相当明るかったし、気合が入っていましたね」とニンマリ。さらに、テリーが酒井に「再婚相手にドン小西はダメ?」とすすめ、「だってドン先生はモテそうですから……」と苦笑いさせるというお遊び映像を流すサービスぶり。舞台が成功したら日テレの連ドラに出演できるかも。


ほしのあきのペニーオークション騒動が波紋を呼んでいる。既に熊田曜子、ピース綾部祐二らの名前が挙がっているほか、疑惑を抱かれそうな書き込みを削除しているタレントもいるという。

『スッキリ』でテリー伊藤が、「本人たちのブログ見ると、何食べた、何買った、何使ったばかりで、自分のファンにお金を払わせようとしている。その姿勢は不健康だし、セコイ」と断罪していたが、関わりのあるタレントのプロデュース商品をしきりにホメるのは、その最たるところか。それにしても、芸能人のこづかい稼ぎがこれほどあけすけにさらされるのも珍しい。

きむら・たかし
コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など