二日酔いなら、足の甲にある太衝(たいしょう)を押す

整体師の大山奏です。みなさん、ツボを活用していますか? 12月・1月は忘年会、クリスマス、お正月、新年会とお酒を飲む機会が多いですよね。お酒は好きだけれど、いつも二日酔いの症状に悩まされる……と思っている方に最適なツボをご紹介します。

このツボは、アルコールの解毒作用をする肝臓の機能を高め、食欲不振や頭痛・吐き気など二日酔いの不快な症状を緩和します。

ツボの場所

足の甲(こう)。親指と人さし指の骨の交わる少しへこんだ部分にある「太衝(たいしょう)」というツボです。

ツボの押し方

左右の足にツボがあります。親指で足の親指の骨に沿ってへこみを探すと分かりやすいでしょう。ツボを足首側に引くように押すか、親指と人さし指の骨の間をこするように押します。指の代わりに先のとがっていない棒(ボールペンなど)で刺激してもいいです。

ツボの豆知識

二日酔いの症状を緩和するだけでなく、二日酔い予防にも効果があります。飲みすぎたなと感じたら、寝る前にツボを押してから寝るといいです。足の冷えにも効くので、冷え性の人は普段から刺激を与えるといいかもしれません。

肝臓の機能が弱まると、精神的なバランスが崩れると言われています。ストレスがたまっている、精神的に不安定だと感じたら、太衝を刺激することをオススメします。


大きい行事のめじろ押しな年末と年明け。おいしいお酒を楽しむために、ツボ刺激で元気な肝臓を取り戻しましょう!

筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログでは日々の出来事を思うままにつづっている。

「ひよっこライター大山奏」