JR北海道は2013年2月1日から3月10日まで、冬の観光キャンペーン「冬の道東周遊紀行キャンペーン」を実施し、観光列車の運転を行う。期間中に運転される観光列車は、「流氷特急オホーツクの風」「流氷ノロッコ号」「SL冬の湿原号」および「DL冬の湿原号」。

今年も道東に「流氷ノロッコ号」「SL冬の湿原号」など観光列車が登場

「流氷特急オホーツクの風」は2月1~28日と3月2・3・9・10日の各日、札幌~網走間を1日1往復運転。ノースレインボーエクスプレス車両を使用する。「流氷ノロッコ号」は2月1日から3月10日まで毎日、ディーゼル機関車と客車5両編成で、知床斜里~網走間を1日2往復する。「SL冬の湿原号」はカフェカーを含む客車5両と緩急車、蒸気機関車C11-171号の編成。期間中の週末を中心に、釧路~標茶・川湯温泉間を1日1往復する。

なお、当初の予定では、「SL冬の湿原号」においてC11-171号とC11-207号の2機によるSL重連運転を行うとしていたが、その後、C11-207号に車輪の取り替え工事が必要なことが判明したため、同機の運転を中止。SL重連運転を取りやめるとともに、「SL冬の湿原号」運転日の一部を「DL冬の湿原号」に差し替える。

「DL冬の湿原号」は、カフェカーを含む客車5両と緩急車をディーゼル機関車で牽引。「SL冬の湿原号」が運転しない期間中の平日を中心に、釧路~標茶間を1日1往復する。