光岡自動車はこのほど、インターネット放送局「OTTAVA」(オッターヴァ)とコラボレーションした特別仕様車「Viewt OTTAVA(ビュート オッターヴァ)」を発売した。インターネット放送の番組内で細かい仕様を決定した異色の特別仕様車となる。

「Viewt OTTAVA」

ウッドパネルを配した内装

本革バッグなどのアイテムが付属する

インターネット放送局「OTTAVA」は、クラシック音楽をシンボルに、心豊かなライフスタイルを提案するライブ放送局。2007年に開局し、徐々に人気を獲得。2012年1月には聴取登録数が日本のクラシック愛好家人口と同じ100万人を突破している。

「Viewt OTTAVA」は、「OTTAVA」のリスナーの意見を吟味し、番組内で細かな仕様が決定された。まずカーオーディオにこだわり、クラシック音楽を高音質で再生できるように、パイオニア・カロッツェリアのハイエンドオーディオ「carrozzeria X」シリーズを標準装備。メインユニット「RS-D7X III」、プロセッサー「RS-P99X」、アンプ「RS-A99X」、スピーカー「TS-Z1000RS」など、最高級の製品を使用している。

インテリアは本革シートをはじめ、ベージュとオレンジブラウン配色の革内装を採用。さらに木目調パネルを配し、そこにアナログ時計をビルトインしている。同特別仕様車とコーディネイトしたカーライフアイテムも付属。日本で唯一の馬具メーカーである「ソメスサドル」の本革バッグ、本革製のメガネケース、フォトフレームなどがセットになっている。ベースモデルは1,200ccでCVTの「ビュート12LX 2WD」で、価格は585万円。