モンドデザインはこのほど、日本初の廃タイヤチューブをリユースしたバッグやスニーカーを展開する「SEAL」ブランドから、靴のアッパー部分の全面にタイヤチューブを再利用したスニーカーシリーズ「スニーカー 601」を発表した。

「スニーカー 601」

このスニーカーは、ホームページ内にてFacebookと連動させたユーザー投票を行い、投票数の多いモデルを製品化するというブランド初の取組みにより誕生した新商品。広島のスニーカーブランド「スピングルムーヴ」とのコラボレーションモデルでもある。

同製品では使用済みタイヤチューブを使用しているが、粉砕などの特殊な加工はせず、素材感を活かしながら全面にリユースした。これにより、履いたときに足にフィットし、高い防水性により雨や雪の日などでも気にせず使え、汚れにも非常に強くメンテナンスが簡単な、タフなスニーカーとなっている。国内職人の手によりひとつひとつていねいに制作しているため、大量生産が困難な希少性の高い製品でもある。

初回販売は300足限定とし、オフィシャルオンラインストアと「SEAL表参道本店」で先行予約販売を開始。来年春以降、全国の店舗で順次発売する。価格は2万1,000円。