AKB48の渡辺麻友が、11月10日公開のアニメ映画『ねらわれた学園』で主人公の涼浦ナツキ役を務め、同作の主題歌も担当することが3日、明らかになった。

(C)眉村卓・講談社/ねらわれた学園製作委員会

眉村卓の同名小説が原作の『ねらわれた学園』は、1981年に薬師丸ひろ子主演で映画化、翌年には原田知世主演でドラマ化され、いずれも大ヒット。現在まで計6回にわたり実写化されてきた話題作だ。『魍魎の匣』(2008年)、『青い文学シリーズ「走れメロス」』(2009年)を手掛けた中村亮介が監督を務め、サンライズの第8スタジオが制作を担当する。

(C)眉村卓・講談社/ねらわれた学園製作委員会

『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系)で、本人の"まゆゆ"役としてゲスト出演し、『AKB0048』(TOKYO MXほか)では主人公の声優を務めたが、映画の主演声優は初となる渡辺は「映画のアフレコは今回が初挑戦なので少し不安もありますが、自分なりに楽しんで演じたいと思います。今回演じさせていただくナツキは、すごく元気で可愛いらしく魅力的な女の子なので、見ていただく皆さんに好きになっていただけるよう精一杯頑張ります」と意気込みを。主題歌を担当することについても「映画ももちろんですが、主題歌も皆さんに好きになってもらえたらうれしいです!」とメッセージを寄せている。

古都・鎌倉の中学校。2年に進級したケンジ(本城雄太郎)と、幼なじみでケンカ友達のナツキ(渡辺麻友)、そして密かに気になる存在のカホリ。どこにでもあるありふれた日常の中、ナツキやケンジたちの前に現れた、京極という少年。謎めいた転校生・京極の存在が14歳の少年少女たちの心と身体、学園の空気を危うげに揺り動かしていく。