ジャスベルは21日、イオンリテールが運営するギフトカードモール「うれしーど」にて、プレミアム付きプリペイドカード「イオン"旅"ギフト」の販売を開始した。
「うれしーど」は、本格的ギフトカード(※)モールとして、イオンリテール関東地区の「イオン」81店舗にて、2010年12月から試験的にサービスを開始。現在は、全国の「イオン」約350店舗へ拡大され、約100種類のカードを取り扱っている。
※ 「ギフトカード」とは、残高をサーバで管理するカード型の商品券。従来の紙商品券などに比べてデザインに自由度があり、管理負荷も軽い新しいギフトアイテム。このギフトカードを他社店頭に陳列して販売するビジネスモデルが、ギフトカードモール。券面のデザインの自由度が高く、入金処理をするまで価値が発生しないギフトカードならではの販売方法となっている。
今回発売した「イオン"旅"ギフト」は、約40ブランドの海外ツアー・国内ツアーの旅行代金の支払いに充当でき、かつ5%分のプレミアが付与される旅行専用ギフトカード。ユーザーが、旅行サイト「イオントラベルモール」に掲載されている各種ツアーの中から希望のツアーを選んで、ジャスベルのコールセンターで購入する際に、同商品を支払いに充てることができるという。
販売券種は、3万円(3万1,500円分利用可能)のみで、追加入金は不可。有効期限は購入より2年間となる。商品に関する問い合わせは、同社コールセンターにて受け付ける。
なお、同サービスには、凸版印刷と富士通エフ・アイ・ピー(以下、富士通FIP)が共同で展開する「ギフトカードASPサービス」を採用している。「ギフトカードASPサービス」とは、ギフトカードの残高管理を行うリアルタイムプロセッシングサービスで、ISO/IEC27001をはじめ、各種国際認証を満たした安全な富士通FIPのデータセンターで運用される信頼性の高いサービスとして、70社以上の企業に導入されている。
これらサービスとしての優位性に加え、凸版印刷と富士通FIPが連携することにより、ギフトカード事業導入に関するビジネスサポートから、ギフトカードの製造・発行、プロモーションサポートまで、ワンストップでサービスを提供できる点や、ギフトカードモールでの市場拡大に貢献している点を評価し、今回の採用に至ったとしている。
【関連リンク】 家電量販店のエディオンで電子マネー「WAON」の決済サービスがスタート |