アウディ ジャパンはこのほど、2ドアクーペ「RS5」をマイナーチェンジして発売した。「RS5」はアウディのスポーツモデル開発部門であるクワトロ ゲーエムベーハーが開発、生産を担当するプレミアムスポーツクーペ。
エクステリアはヘッドライトとリヤライトのデザインを見直し、よりシャープで筋肉質なイメージを表現。ヘッドライト内部の構造も変更し、LEDポジショニングライトを装備したキセノンプラステクノロジーを採用した。フロントグリルやリアバンパーのデザインも変更している。また、前後重量配分の適正化を狙ってフロントヘビーを解消するため、アルミ製のフロントフェンダーが新たに採用された。
インテリアは黒を基調としたデザインで、カーボンのデコラティブパネルを採用するなど、高級感を高めている。新デザインのボトムフラットタイプの3スポークスポーツステアリングを採用したほか、マルチファンクションのコントロールスイッチなど、ほぼすべてのスイッチ類を改良して操作性を向上した。また、14スピーカーのバング&オルフセンサウンドシステムを標準装備した。
エンジンには変更はなく、最高出力450PSを発揮する4.2リットルのV8DOHCエンジンを引き続き搭載する。トランスミッションは7速Sトロニックで最新のクワトロシステムも装備する。価格は1,222万6,000円で、ハンドルは左右どちらでも選ぶことができる。