被災地応援だんじり曳行(えいこう)プロジェクトは、大阪・岸和田の「だんじり」を、東日本大震災の被災地である宮城県石巻市に届けるプロジェクトをスタートする。

被災地に寄贈するだんじりと、「曳行(えいこう)プロジェクト」のメンバー(一部)

同プロジェクトは、石巻市立女子商業高校の姉妹校である、岸和田市立産業高校が被災地応援を行ったことから交流が深まり、生徒らの「動くだんじりを見てみたい」という声により、実際にだんじりを石巻市に持って行き、プロの曳き手(ひきて)による曳行(えいこう)を見せようとはじまった。

2012年10月20日に岸和田を出発し、半年をかけ全国各都市を巡り北上。2013年3月11日に被災地・宮城県石巻市に到着する計画となっている。途中、週末を中心に、各都市でだんじりを曳行(えいこう)するほか、募金活動などのイベントを展開、被災地の復興支援を呼びかける予定。

また、各都市では、岸和田で実際に曳き手をしている人から募った、ボランティア約100人で結成したプロチームと、地域の人々とが協力しだんじりを曳くという。だんじり曳行(えいこう)予定都市は、大阪市内、京都市内、奈良市内、名古屋市内、静岡県内、東京お台場、宮城県石巻市。また、これら以外にも調整中の都市がある。情報は随時同プロジェクトホームページで発信されている。

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