2007年(平成19年)に地方自治法が施行60周年を迎え、47都道府県ごとに順次記念貨幣が発行されており、今回、宮崎県の貨幣が発行されることになった。

宮崎県の貨幣は県庁本館と高千穂町の夜神楽

1947年(昭和22年)に施行された地方自治法が2007年(平成19年)に60周年を迎えた。これを記念して2008年(平成20年)度から8年間にわたって順次、47都道府県ごとの図柄による1,000円と500円の記念貨幣が独立行政法人造幣局によって発行されてきたが、2012年(平成24年)7月、宮崎県版の記念貨幣が発行されることになった。

1,000円の銀貨が宮崎県を代表する建造物である「宮崎県庁本館」と、天孫降臨神話で知られる「高千穂町の夜神楽」がデザインされたカラーコインとなっており、古事記編さん1300年を迎えた「神話のふるさと宮崎県」にふさわしいものになっている。また、7月18日から金融機関で引き換えが開始される500円貨幣は、「宮崎県庁本館」がデザインされた2色コインになっている。

1,000円貨幣のAセットは6,000円で発行される

1,000円貨幣については、記念貨幣とその説明等を記載した説明紙をプラスチックケースに収納したAセットが6,000円、BセットがAセットとともに郵便事業株式会社から発行される「ふるさと切手『地方自治法施行60周年記念シリーズ 宮崎県』」(80円×5枚)を特製ケースに収納したもので、7,800円。さらにCセットはAセットを特製の記念ケースに収納したもので7,400円となっている。

ふるさと切手がついたBセット7,800円

Aセットを特製の記念ケースに収納したCセット7,400円

1,000円貨幣の申し込みは7月19日までに(消印有効)、はがきで申し込みとなっており、はがき1枚につき一人1セットを申し込むことができる。なお、2枚以上の申し込みも可能となっている。申し込み方法は、はがきに〒539-0020 郵便事業株式会社大阪支店造幣局宮崎千円係で、セット種類AまたはBまたはC、郵便番号、住所、氏名、電話番号、造幣局に登録のある場合はお客さまコードを記入の上、郵送すること。

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