マクロミルは6月28日~6月29日にかけて群馬県、栃木県、茨城県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、山梨県に住む20歳以上の男女を対象に「節電に関する調査」を実施した。有効回答数は500。

「節電を行っていますか?」という質問に対し、「している」と回答した人は82%。8割が節電を行っているという結果になった。どのような節電対策を行っているか尋ねたところ、「照明をこまめに消す」が1位(85%)。続いて「エアコンの設定温度を上げる・エアコンを使用しない」が79%、「扇風機を使用する」が72%だった。

節電を行っていますか?

続いて、「家庭の照明をLED照明にどの程度切り替えているか?」と質問したところ、「可能な限りほぼ切り替えている」と回答した人は13%、「一部切り替えている」と回答した人は41%で、約半数がLED照明に(一部でも)切り替えていることが明らかとなった。LED照明に(一部しか)切り替えていない理由としては、「今使っている電球や蛍光灯などが切れたときに順々に換えようと思っているから」「LED照明は値段が高いから」と回答した人がそれぞれ約60%となっている。

LED照明の切り替えについて

また、環境省は「個々人のエアコンの使用を控え、涼しい場所をみんなでシェアする新しい節電方法『クールシェア』」を提唱しているが、それについて見聞きしたことがあるか尋ねたところ、「知っているし、すでに行っている」と回答した人はわずか3%。「知っているが、まだ行っていない」と回答した人は14%とで、合わせた認知率は16%だった。節電対策としてこの夏「クールシェア」をしてみたいか尋ねたところ、「クールシェアをしたい」と回答した人は70%となり、関心の高さがうかがえる結果となった。

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