アットホームは8日、2011年度1年間の首都圏における「定期借家物件(居住用賃貸)」の登録・成約状況を発表した。定期借家物件成約数は7,536件で、前年より0.3%減少しているという。
定期借家物件成約数の減少率が最も大きいのは千葉県で9.1%減。一方、埼玉県は17.5%増だった。居住用賃貸物件に占める割合は、3.2%で、一戸建てでは13.9%を占める。なお、定期借家物件の成約の43.2%が東京23区に所在しているという。
また、「マンション」では低賃料帯の増加が目立ち、平均成約賃料は前年度比13.6%下落。「礼金0」の割合は、全種目で普通借家より定期借家のほうが高く、「アパート」は、礼金・敷金ともに「0カ月」が最多であることがわかった。
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