リクルートが運営する1日10分の社会勉強サイト就職ジャーナルは、就活中の学生の最新情報がわかる連載「学生×シゴト総研」において、「選考で一番苦労したのは?」をテーマにアンケートを実施。その結果、「個人面接」と「エントリーシート」が全体の約3分の1で並び、3位以下を大きく引き離した。

個人面接とエントリーシートで苦労している就活生が多い

同調査は、就活中・就活後の大学4年生・大学院2年生667人(うち男子学生336人、女子学生331人)を対象に実施。いろいろな種類の選考があるなか、一番苦労した選考について尋ねたところ、「個人面接」が33.9%、「エントリーシート」が33.3%でほぼ並び、以下、「グループ面接(9.3%)」、「筆記試験・Webテスト(9.1%)」が続く結果となった。

また、苦労した選考について具体的に挙げてもらったところ、「インパクトのあるエントリーシートを書こうと思っても、なかなか難しかったが、ひとつキーワードを決めると良いことに気が付き、それからは、アピール力のあるエントリーシートが書けるようになった」「集団面接のたびに決まって通過できなかったので、あるときほかの学生の話に対するリアクションを大きくしてみたら、受かった」といった声が寄せられた。就活生たちが、苦労しながらも自分なりの工夫や発見によって苦手意識を克服したり、困難を乗り越えたりしていることがうかがえる。

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