ビザ・ワールドワイドは、日米在住の大学生に対して、「金融教育に関する日米大学生アンケートを実施した」。調査の結果、自らの生活費や学費に対して、日米の大学生の考えに大きな開きがあることがわかった。
同社が調査会社のシタシオンジャパンに委託して行ったもので、日米在住の大学生657名(日本312名、米国345名)に対して、金融教育および金融分野に関する情報や知識に関する意識や実態について3月にアンケートが実施された。
まず、生活費に対する考え方では、日本の大学生の67.9%が「学生のうちは月々の生活費は親に頼っても良いと思う」と答えたのに対し、アメリカではそう答えた大学生は35.9%。日本の約半分の割合だった。「学生も月々の生活費は親だけに頼らず自身でも負担するべき」と答えた割合が、アメリカは64.1%だったが、日本ではその半分の35.9%。生活費に関する考えは、日米の大学生は正反対という結果となった。
また、学費の授業料に関する調査では、日本は「全額親に負担してもらっている」が73.7%とトップ。一方、アメリカでは「親に負担してもらっている」は29%で、日本の半分以下の割合だった。
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