アウディ ジャパンは13日、都内で「Audi A1 SAMURAI BLUE Limited Edition」記者発表会と「Audi A1 SAMURAI BLUE」納車式を開催した。特別ゲストとして、Audiアンバサダーを務めるサッカー日本代表アルベルト・ザッケローニ監督が登壇した。
同社は昨年、日本サッカー協会とサポーティングカンパニー契約を締結しており、東京モーターショーではサッカー日本代表のカラーをまとった「Audi A1 SAMURAI BLUE」を発表している。
今回発表された「Audi A1 SAMURAI BLUE Limited Edition」は、プレミアムコンパクトカー「Audi A1」がベースのスポーティな限定車。アマルフィホワイトのボディカラーに、ブルーのコントラストルーフと、ボディサイドのブルーのラインが引き立つ。インテリアもブラックを基調に、アクセントとしてブルーを取り入れ、ハンドルやフロアマットにはサッカー日本代表のエンブレムも配した。
ザッケローニ監督は同車の感想を、「非常に美しいクルマというのが第1印象。そしてブルーのラインが目立ちます。日本代表にたとえるなら、サイドの選手のようにピッチを駆け上がる姿が想像できるクルマですね」とコメント。「どんな人に乗ってほしいか?」との質問には、「サッカーを愛する人、美しいものすべてを愛する人に乗ってほしい」と答えた。
サッカー日本代表は今月23日に行われる親善試合を経て、6月より2014年ブラジルW杯のアジア最終予選を戦う。「いまは最終予選に向け、チーム全体で準備を進めている段階。サポーター、そして国民の皆さんの応援をお願いしたい」とザッケローニ監督は語った。
また、来月開幕するEURO 2012に関して質問される場面も。「非常に興味のある大会なので、決勝トーナメントに入ったら見に行くかもしれませんね」と監督は述べ、注目の国については、アウディ本社がドイツにあることも意識した様子で、「私はイタリア人なので、決勝でイタリア対ドイツが実現することを祈っていますし、実現可能だと思います」とコメントした。
車内もブルーがアクセントに。日本代表のエンブレムも入った |
ザッケローニ監督による限定認定書へのマスターシグネチャーも実施 |
「Audi A1 SAMURAI BLUE」納車式では、監督からモデルキーを贈呈 |
この日は世界に1台しかないモデル「Audi A1 SAMURAI BLUE」の納車式も実施。アウディは「A1 SAMURAI BLUE Charity Campaign」を通じて購入希望者を募っており(詳細は本誌記事参照)、抽選で権利を獲得した購入者へ、ザッケローニ監督からモデルキーが贈呈された。同車の売上げの一部は日本サッカー協会と共同で、サッカーファミリー復興支援金として寄付される。
「Audi A1 SAMURAI BLUE Limited Edition」は111台限定で発売され、車両本体価格は345万円。全国のアウディ正規ディーラー(5月13日時点で105店舗)を通じて販売される。