富裕層顧客向け家事代行サービスのミニメイド・サービスは、5月1日から、国際自動車(以下、km)と業務提携し、顧客が生活をタクシーでサポートするサービスを開始する
このたびの業務提携は、ミニメイド・サービスが従来のサービス提供の中で聞こえてきた、「車があるとさらに便利」といった声に応えるために生み出した新しい業態とも言える。
kmグループのANZENタクシーが提供する「サポートタクシー」サービスは、「救援事業」として国土交通省に届け出をし、「買い物代理購入・配達」、「薬の代理受け取り・お届け」、「お墓参りサポート(顧客あるいはミニメイドの乗車が必要)」、「病院の順番取り」などを運用している。
「km My Taxi」は、迎え先や送り先といった目的地を事前に登録しておくので、利用の度に目的地を説明したり、道案内をしたりすることが不要だ。定期的な通院、塾などの送迎での利用が期待される。現金、クレジットカードのほか、Suicaなどの電子マネー、タプリカード(タクシー専用の前払いカード)にも対応可能だ。
さらにkmグループは、質の高い徹底した乗務社員教育、普通救急救命の講習を実施している。東京消防庁(東京民間救急コールセンター)のサポートCabサービスにも全面協力するなど、目的地に顧客を届けるだけではない、タクシー利用の形を提案している。