フォルクスワーゲンは20日、3代目となる新型「ザ・ビートル」の受注を開始する。今回の受注は上級グレードのレザーパッケージのみ。同時に初期ロット1,000台の購入者に限定ナンバープレートフレームを贈るプレンゼントも実施する。

東京モーターショーでも公開された「ザ・ビートル」。いよいよ20日から受注開始

ビートルは1945年に初代モデルが発売され、歴史的なロングセラーとなった人気モデルであり、1998年に現代のメカニズムでそのスタイリングを再現した2代目モデルが登場。今回発売されるのは2代目モデルを13年ぶりにのフルモデルチェンジした3代目となる。

ちなみに、正式な車名は初代が「タイプ1」(ビートルは愛称)、2代目が「ニュー・ビートル」、そしてこの3代目が「ザ・ビートル」となり、それぞれ異なっている。

ザ・ビートルは昨年の東京モーターショーで日本初公開され、好評を博して発売が待たれていた。エンジンは1.2リットルと小排気量ながら、105馬力を発揮するTSIエンジンで、7速DSGが組み合わされる。燃費は17.6km / リットル(JC08モード)と極めて優秀だ。

今回受注が開始されるのは、レザーシートなどを採用した上級グレードのレザーパッケージ仕様。納車は6月以降の予定だ。初期ロットの1,000台には、「The Beetle」のロゴとカブト虫のデザインが施された限定のナンバープレートフレームがプレゼントされる。価格は303万円。また、さまざまな最新情報を配信する「The Beetle 専用サイト」も公開されている。