エリザベス・オルセンが、ハリウッド版としてリメイクされる映画『オールド・ボーイ(原題)』でヒロイン役の候補に浮上しているという。
映画『オールド・ボーイ』は、韓国の鬼才パク・チャヌク監督の復讐3部作における第2作として2003年に制作されたバイオレンス映画で、今回ジョシュ・ブローリン主演、スパイク・リー監督でハリウッド版として制作が進められている。主人公は、理由も分からずに拉致され、15年間監禁された主人公ジョー。映画では、監禁から解放された彼が、拘束した犯人の動機を探りながら復讐していく姿を描いている。企画当初、リメイク権はユニバーサル・ピクチャーズが持ち、スティーブン・スピルバーグ監督によってハリウッド版が制作される予定だったが、リメイク権や原作版権などの訴訟問題から、最終的にマンデート・ピクチャーズがリメイク権を獲得。スパイク・リー監督を迎えて制作がスタートした
本作のヒロイン・マリーは主人公ジョーをサポートする役柄で、もともと『ドラゴン・タトゥーの女』のルーニー・マーラ、もしくは『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカなどが候補に挙がっていたが、それぞれ降板。それを受けてスパイク・リー監督がエリザベスに白羽の矢を立てたという。現時点で詳細な撮影スケジュールについては発表されていないが、間もなくクランクインする予定と伝えられている。
アメリカのテレビドラマ「フルハウス」で当時の人気子役として大ブレイクしたオルセン姉妹を姉に持つエリザベスは、本作以外にもフランスの文豪エミール・ゾラの同名小説を映画化した『テレーズ・ラカン』、リアルタイムホラー映画『サイレント・ハウス』の公開も控えている。特にこれまで何度も映画化されてきた『テレーズ・ラカン』は、グレン・グローズとの共演が話題となっている。
(BANG Media International)
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