映画『ALWAYS 三丁目の夕日'64』(1月21日公開)の公開直前イベントが12日、都内で行われ、主演の吉岡秀隆をはじめ、堀北真希、薬師丸ひろ子、須賀健太、山崎貴監督が出席した。

左から須賀健太、堀北真希、薬師丸ひろ子、吉岡秀隆、山崎貴監督 拡大画像を見る

映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの3作目となる本作の舞台は、前作『ALWAYS 続・三丁目の夕日』から5年後の東京オリンピックが開催された1964年の東京。高度成長に沸く日本だが、時代の流れにも変わらない東京下町夕日町三丁目の住民たちの姿を描く。

劇中では、オリンピック開会式の日に航空自衛隊ブルーインパルスのアクロバット飛行で晴れ上がった空に五輪マークの飛行機雲が浮かびあがり、住人たちが歓声を上げるシーンがあるが、この日はそれを再現すべく、東京タワーの上空に飛行機3機を飛ばして大空に文字を描く"スカイライティング"を敢行。東京タワーの高さである"333"メートル、「"3"丁目の夕日」、シリーズ"3"作目ということで大空に「333」を描いた。

スカイライディング前に「映画の中でも空に浮かぶ五輪のマークが出てきますが、今日は実際にスカイライディングが見れるということで楽しみにしています」と堀北。東京タワー周辺の空に飛んだ3機の飛行機が見事に"333"と描いて「わ~凄い!」と感動しながら、「向こうから(飛行機が)近づいてくる感じがワクワクしますね。キレイに雲も見えて良かったです」と笑顔を見せた。

スカイライティングは見事成功。キャストたちは驚きの声を上げていた

シリーズ1作目から星野六子、通称六ちゃんとして出演している堀北。「今回は六ちゃんが巣立っていくというお話もあるんですが、1作目の時は16歳で、自分自身もちょっとずつ大人になっていき六ちゃんも大人になっていきました。六ちゃんが巣立つのは寂しいような気持ちもありますが、皆さんにも是非見届けてもらいたいと思います」とアピールしていた。映画『ALWAYS 三丁目の夕日'64』は、1月21日より全国公開。