三菱、オールラウンドSUV「パジェロ」を一部改良して発売

三菱自動車は20日、オールラウンドSUV「パジェロ」にフロントデザインを一新するなどの一部改良を加えて発売した。価格は260万4,000円から476万7,000円。

今回の改良では、力強く高級感のある新フロントグリルと空力特性にも配慮した新デザインのフロントバンパーを採用し、フロントスキッドプレートのカラーもブラックに変更することで、力強く精悍な印象を強調したという。アルミホイールも変更され、デザイン性と1本あたり約1Kg削減という軽量化を両立している。

ボディカラーは、新色のダイヤモンドブラックマイカを全車に設定するとともに、クールシルバーメタリックとアイガーグレーメタリックを組み合わせた新3ウェイ2トーンを、ロングボディの「SUPER EXCEED」「EXCEED」グレードに新たに設定。

インテリアでは、ハイコントラストメーターやオーディオ・エアコン等のスイッチ類の照明色をアンバーレッド系に変更したほか、フロント並びにセカンドシートの柄の変更、パワーウインドウのスイッチパネルのシルバー部拡大などを行い、質感を向上させたという。

グレード展開は、ショートボディを3.0Lガソリンエンジン搭載の「VR-I」と、3.2Lディーゼルエンジン搭載の「VR-II」の2グレードに見直し、ロングボディは「GR」「EXCEED」「SUPER EXCEED」の各グレードに、ガソリンエンジン搭載車とディーゼルエンジン搭載車を用意している。