ユニクロは23日、ファッションデザイナーのジル・サンダー氏とのデザインコンサルティング契約を終了すると発表した。

ユニクロ「+J」コレクションは、2009年10月のデビュー以来、世界中のユーザーから高い評価を得てきた

同社がジル・サンダー氏が代表を務めるコンサルティング会社との契約を締結したのは、2009年3月のこと。

その年の10月に、ジル・サンダー氏との取り組みで生まれたユニクロ「+J」コレクションがデビュー。「本当に良い服を着る喜び、幸せ、満足」の提供を実現すべく、これまで両者は協業してきた。

契約終了の経緯に関して、ユニクロによれば、「2011年秋冬コレクションの制作過程を終え、ジル・サンダー氏、ユニクロ共に、このコラボレーションによる新しい服づくりの可能性は、一旦追求しつくしたとの認識に至りました」とのこと。

これにより、2011年秋冬コレクションの販売をもって、ユニクロ「+J」コレクションは終了することに。「ジル・サンダー氏とユニクロが切り開いてきた新しい服の可能性を、是非ともご堪能ください」と同社はコメントしている。