ファーストリテイリングは14日、東北地方太平洋沖地震の被災者への支援策として、義援金の寄付と支援物資の寄贈、募金活動を行うことを発表した。
義援金は日本赤十字社などを通じ、被害の大きい宮城、岩手、福島、青森、茨城の各県へ送られる。ファーストリテイリンググループから3億円と、全世界の同グループ従業員から1億円、さらに代表取締役会長兼社長の柳井正氏個人から10億円が寄付される。
また、ユニクロとジーユーの両ブランドより、7億円相当の衣類も寄贈される。この中には防寒衣料のヒートテック30万点のほか、各種肌着類、アウター類、ジーンズ類、タオル類が含まれるという。全世界のユニクロ、ジーユーなど約2,200店舗では募金箱も設置される。
同社は今回の支援策に関して、「今般の震災に伴い、従業員一同全力を挙げて最大の支援を行ってまいります」とコメントしている。