ひまわり証券はこのほど、同社が販売しているシステムトレード用売買システムについて、週間運用成績(2011年2月7日~2月12日)のランキングを発表した。

同社では、システムトレード用売買システムとして、30本の先物対応システムと10本のFX対応システムを販売。他社販売の売買システム2本を含めた先物・FX双方のシステムについて、それぞれ「週間ランキング」「月間ランキング」「年間ランキング」を公開している。

2月第2週(2011年2月7日~2月12日)の日経平均株価は、米国株高の流れを引き継ぎ、週初めに一時1万600円を上回って約9カ月ぶりの高値水準となった。9日には、1万700円台をつける場面もあったが、上海市場の不安定な動きや高値に対する警戒感が広がったことを受け、1万600円台に値を戻して取引きを終了している。ドル / 円相場は、2月第1週目に発表された米国の失業率改善の影響を引き続き受けて堅調に推移し、83円台で取引きを終了。

そうした中で発表された週間運用ランキングでは、先物部門において、West Village Investment(WVI)が開発した売買システム「R5アクティブ」が、23.0万円の利益を獲得して1位を獲得。同売買システムは、WVI的理論の根幹ロジックを採用しているほか、1日の方向性を示す先行指標として独自開発された"R5インディケータ"を搭載している先物対応のデイトレード・システムとなっている。

FX部門では、同じくWVI開発のユーロ / 米ドルを対象とした売買システム「EUDRO(ユーヂロー)」が、63.3ptの利益を獲得して1位となっている。同売買システムは、テクニカル分析指標を使用せずに独自の市場分析をベースに売買戦略を構築するデイトレード・システムで、変動の大きいユーロ / 米ドル対象でも安定的に運用できる、最大ドローダウン225ptという低さが特徴。

運用成績 先物週間ランキング(2011年2月7日~2月12日)

順位 システム名 損益(万円) トレード回数 勝率(%)
第1位 R5アクティブ 4 2 23.0 8 50.00
第2位 マエストロ 3 0 15.5 4 75.00
第3位 Jリバース 4 0 14.0 5 80.00

運用成績 FX週間ランキング(2011年2月7日~2月12日)

順位 システム名 損益(pt) トレード回数 勝率(%)
第1位 EUDRO(ユーヂロー) 2 0 63.3 2 100.0
第2位 Sクラス デネブ 4 3 52.9 7 57.14
第3位 Mクラス ハダル 3 2 17.1 5 60.0

(※勝率および取引回数には、引き分けも考慮されている)

なお、同社で販売している売買システムの運用成績ランキング情報は、メールマガジンでも毎週配信している。

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