TOTOは2月1日、業界トップクラスの4.8L洗浄超節水便器「パブリック向け ウォシュレット一体形便器(「音姫」内蔵)」を発売する。希望小売価格は24万450円~30万3,450円。
同製品では、ツイントルネード洗浄を採用し、超節水4.8L洗浄を実現。流水音の見直しも行い、音消しの効果を保ちつつ聞き心地を向上させた。また、1回の操作で音が鳴る時間を従来の25秒から60秒に延長し、途中で停止できる音停止スイッチ (乾電池タイプリモコンの場合。AC100V埋込タイプリモコンではスタートボタンと兼用)を設けることで、「音の延長操作回数を減らしたい」という要望にも応えた。
さらに、擬音装置「音姫」を内蔵することで無駄な2度流しを防止し、さらなる節水が可能になった。これにより、「従来便器に比べ約76%の節水となり、一台あたり約4万円/年のコストと、約46kg/年のCO2を削減できる」(同社)。
主に飲食店・美容室・クリニック・事務所など小規模店舗・施設のパブリック用途に配慮した仕様となっており、「流す」が一目でわかる独立した洗浄ボタンと、操作ボタンの数を減らしたシンプルなウォシュレットリモコンを採用している。リモコンは後付簡単な乾電池タイプと、電池交換不要で管理の手間が省けるAC100V埋込タイプの2タイプを用意。AC100V埋込タイプは「公共トイレ操作系JIS」に対応しているとのこと。