東京オートサロン2011が開催される幕張メッセでは、東、中、西と大きく分けて3つのホールに分かれてブースが並ぶ。国産メーカーのブースは各ホールの奥にあり、ひときわ大きいスペースで車両展示のほかにステージイベントも開催されている。今回は、ホンダ、スバル、スズキのブースを見てみよう。
四輪だけじゃない!幅広い展開を主張するホンダブース
今までホンダはオートサロンで四輪を出展してきたが、二輪車や汎用製品まで幅広く展開していることをアピールするべく、今回は参考出展車を含む四輪車と二輪車、汎用製品、モータースポーツ競技車両などを出展する。
今回はホンダの純正用品メーカーであるホンダアクセスによるCR-Zをベースとしたテストスタディーモデル「TS-1X」などを展示。コンセプトモデルというよりは、具体的な発売を視野に入れたモデルとのこと。
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SUPER GT参戦車両ウイダーホンダレーシング「HSV-010 GT」が、2010年GT500クラスのトロフィーと共に展示されていた。「HSV-010 GT」はNSX-GT後継のレース専用車で、エンジンはフォーミュラ・ニッポン用のHR10EをベースにしたHR10EGを搭載する |
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もうすぐ発表される新型MRワゴンも展示されるスズキ
明るく清潔感あふれるブースを展開するのはスズキ。1月7日に発売されたばかりの新型「ソリオ」を中心に展示。また、1月20日に発表を予定している「MRワゴン」もコンセプトモデルとして参考出品され、注目を集めていた。
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「ソリオ×クロスアドベンチャー」。クロスアドベンチャーとは、サロモンが主催する1チーム4名でオリエンテーリング、MTB、ロープアクティビティ、カヌーなどの複数の競技で構成される過酷なアドベンチャーレース |
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ボクサーにこだわり続けるスバル
スバル(富士重工業)ブースは、「Proud of BOXER」をコンセプトに、今まで、そしてこれからもボクサー(水平対向エンジン)にこだわり続ける姿勢を強くアピールする。また、ボクサー=AWDというイメージが強いが、AWDだけではないという思いも伝えていきたいとのこと。
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レガシィB4をベースとしたGT300レース仕様車「LEGACY B4 GT300」。WRC用エンジンをベースに、潤滑系統をドライサンプ化することでエンジンマウントを低くしている。ホイールはENKEI製18×11J、ブレーキはAPレーシング製でフロント6ポット、リア4ポット |
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