【FXテクニカル】ドル円

ドル円相場は、徐々に84.00-85.00を中心としたレンジ相場の様相を呈してきている。日足で見ると今日現在、21日MAが85.00ラインに重なる水準へと下落しており、ドルの上値を抑える公算が大きい。

仮にボックスの上限を突破しても、85.20レベル(9/3高値、1時間足参照)と5月からのレジスタンスラインがそれぞれレジスタンスポイントとして控えている。特にレジスタンスラインを完全に突破しない限りは、84.00トライの流れは続きそうだ。

ただ、1時間足で見ると84.00付近も徐々に底堅さを増していることがわかる。3回84.00をブレイクしているが、どれも長い下ヒゲを出し、ドルが買い戻される傾向が続いている。今後もこのラインがサポートとして意識されそうだ。

84.00ラインを下抜けても、83.60-65レベルで反転するようなら、84.00まで値を戻すパターンが繰り返される可能性が高まり、結果、レンジ相場の状況を一層強めることになるか注目したい。

USD/JPY 日足

USD/JPY 1時間足