日本ビールはこのほど、中国最古のビール工場「青島(チンタオ)ビール」の「青島プレミアム」と「青島スタウト」を新たに発売した。価格はオープンで、市場想定価格は「青島プレミアム」350円前後、「青島スタウト」が300円前後。

「青島プレミアム」

「青島スタウト」

「青島プレミアム」は、青島ビールの中で最高級となる中国要人用のプレミアムビール。青島ビール第一工場のみで製造され、独自技術を使用して60日間もの発酵を経て醸造される。金色の色ときめ細かく真っ白な泡立ち、上品かつ豊潤な味と香りが特徴とのこと。内容量は296mmで、アルコール分は4.5%。

「青島スタウト」は、ロースト麦芽とホップで優しく仕上げた黒ビール。適度なホップの苦味と濃厚な口当たりが楽しめる。内容量は355mmで、アルコール分は7.5%。

青島ビールは、1903年中華人民共和国山東省青島にて、当時の統治国であるドイツによりビール工場が建設され、製造を開始。標高1,132mの労山(ラオサン)の澄んだ水と、山東省の豊かな大地を背景にした自然環境の下、中国を代表するビールに成長した。