北川景子と岡田将生が24日、都内にて行われた、歌手・Kによる映画『瞬 またたき』公開記念ライブに出席した。

『瞬 またたき』公開記念ライブを行ったKと、ゲストとして登場した北川景子、岡田将生

『瞬 またたき』は、河原れんの同名小説(幻冬舎刊)を映画化した、純粋な愛の形を描いた物語。ヒロインの泉美(北川)は、恋人の淳一(岡田)との花見の帰りにバイク事故に遭い、自分だけが助かってしまう。そのショックで事故当時の記憶を失った泉美は、弁護士・真希子(大塚寧々)との出会いをきっかけに、淳一との最後の記憶を取り戻そうとするのだが――。

「公開を一度迎えてしまうと、イベントを行う機会があまりないので、今回出席できて嬉しいです」と話した北川と岡田。本作の主題歌『会いたいから』について、北川は「初めて聞いた時、映画のストーリーと歌がリンクしていて、世界観を盛り上げてくれていて、すごく感動しました」と語り、「映画の中で、私も泉美を通して、色々な形の愛があることを学ばせていただきました。恋人同士の愛だったり、友情だったり……。私ももっと、周りの人に愛を持って接することができたらいいのかな、と思って、映画を見て皆さんにもそういう風に感じていただけたら嬉しい」と、本作をアピールした。

また、岡田も「タイトルもぴったりで、映画とすごくマッチしていて素晴らしいと思いました」と主題歌を絶賛し、「Kさんと一緒に、僕も歌おうかな(笑)」とジョークも。実は舞台裏で口ずさんでいたことをMCに暴露されていた。

ライブの途中には、北川・岡田・Kによるトークタイムもあり、3人が会場からの質問に答えた。バイトをしたことがないという北川は、「ガソリンスタンドで、つなぎを着てオーライ! ってやってみたいです」とのこと

デビュー曲の『over...』や、ビリー・ジョエルの『Piano Man』などを披露し、会場を魅了したK。ラストに歌い上げた本作の主題歌『会いたいから』に、北川もウットリ聴き入っていた

さらにこの日、第12回台北映画祭で本作が招待作品として上映されることも発表された。北川は、本作を代表して授賞式のプレゼンターとして映画祭に出席するとのことで、「すごくいい作品なので、海外の皆さんに見ていただけるのは出演者として嬉しい。真実の愛という普遍的なテーマを扱っているので、共感していただけるといいなと思います」と喜びを語った。

映画『瞬 またたき』は新宿バルト9ほかで公開中。

(C)2010「瞬」製作委員会