近畿日本鉄道は6月19日から、南大阪線・吉野線に新型特急電車「16600系Ace」を導入する。南大阪線・吉野線の新型特急電車の導入は1996年以来14年ぶりとのこと。まずは2両編成を2本導入し、今後は随時旧型と置き換える予定。
同車両は2009年に大阪線・奈良線に導入した「22600系Ace」と共通設計とのこと。外観は凹凸部をなくして丸みをもたせ、滑らかさとスピード感を強調したという。
客室は旧型車より座席間隔を広げ、背もたれを高くして、「プライベート感」「落ち着き」「高級感」を演出した。モバイル機器用コンセントも装備。トイレには温水便座を設置し、ガラス張りの喫煙室を用意して分煙化を徹底したという。