スタンダード&プアーズは10日、プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険(PGF生命)に「シングルAプラス」の長期カウンターパーティ格付けと保険財務力格付けを付与したと発表した。

PGF生命は、破綻した大和生命保険が更生計画のもと、ジブラルタ生命保険の100%子会社となり発足した生保会社。2009年6月に更生手続きを終了し、業務を再開した。

S&Pによると、PGF生命の長期カウンターパーティ格付けと保険財務力格付けは、(1)米プルデンシャル・ファイナンシャル・グループの日本における銀行窓販会社としての役割を持ち、同グループにとって戦略的に重要である、(2)金融法人部門の移管や再保険契約といった形でジブラルタ生命の支援を受けており、良好な事業運営基盤を構築している、ことを反映しているという。両格付けのアウトルックは「安定的」。