ひまわり証券はこのほど、同社の販売しているシステムトレード用売買システムについて、2010年1月度の月次運用成績を発表した。

同社では、システムトレード用売買システムとして、27の先物対応システムと14のFX対応システムを販売している。先物・FX双方のシステムについて、それぞれ、「週次ランキング」「月次ランキング」「年次ランキング」を公開している。

今回同社が発表した2010年1月度の月次運用成績ランキングでは、先物取引部門において、週次(2010年1月18日~1月22日)の同部門でも第1位を獲得したグッド・シグナル開発の売買システム「GS-コペルニクス」が、そのままの勢いで月次でも運用成績第1位を獲得した。

「GS-コペルニクス」は、移動平均線やその他の指標を一切使用せず、ろうそく足の配列や価格のみを売買ルールに組み入れたシステムで、同社が提供している売買システムの中で、「一番のパフォーマンスを誇っている」(ひまわり証券)という。先物取引部門のその他の順位は、1月の最終週で脅威の48万円の成績を上げた「騎士(ナイト)&Bアップ」と、35万円をあげた「Bアップ50」が、それぞれ、月次運用成績の第2位・第3位に急上昇した。

一方、FX部門では、2009年12月の運用成績でも第2位にランクインした、FTCube開発の売買システム「FT-EJ」が、2010年1月の運用成績第1位となった。同システムは、デジタル信号処理技術を応用しており、最終週でマイナスの成績でありながら、それまでに積み上げた688.6pの利益もあってトップとなった。

運用成績 先物月次ランキング(2010年1月1日~1月31日)

順位 システム名 損益(万円) トレード回数 勝率(%)
第1位 GS-コペルニクス 9 3 47.0 14 64.29
第2位 Bアップ50 10 7 24.0 17 58.82
第3位 騎士(ナイト)&Bアップ 14 9 22.0 24 58.33

運用成績 FX月次ランキング(2010年1月1日~1月31日)

順位 システム名 損益(pt) トレード回数 勝率(%)
第1位 FT-EJ 3 3 342.8 6 50.00
第2位 DynamicARMS GBP/USD 2 4 265.8 6 33.33
第3位 Caesar‐USDJPY 9 2 128.7 11 81.82

※勝率および取引回数には、引き分けが考慮されている。