マイケル・マン監督の最新作『パブリック・エネミーズ』の公開(12月12日)を間近に控え、主演のジョニー・デップが緊急来日。9日に都内で行われた来日記者会見に出席した。

来日中のジョニー・デップ

大恐慌時代のアメリカを舞台に、アメリカ市民を苦しめる銀行から鮮やかな手口で金を奪い、仲間たちと大胆不敵な脱獄を繰り返した伝説のアウトロー、ジョン・デリンジャー(ジョニー・デップ)。そんな彼が愛した運命の女性ビリー・フレシェット(マリオン・コティヤール)とのスリリングな逃亡劇を描く。

昨夜成田に到着したばかりのジョニー・デップだが、この日は疲れた顔も見せずに笑顔で会見。「来日するのは2年ぶり。2年間は大変長く感じたよ。美しい東京にまた来ることができて嬉しいね」と笑顔を見せた。さらに「デリンジャーと私は共通点が非常に多く、生まれた場所も非常に近いんだ」と役への思いを語り、「実際にあった物語で、実際に彼が行動した場所でロケをした。本当に素晴らしい経験だったね」と振り返った。さらに「森の中の襲撃シーンでは、7000もの弾丸の撃ち合いがあり、破片が飛び散ってりして大変だったね」と苦労話も打ち明けた。そんな彼だが、映画の見どころについて質問が飛ぶと「それは難しい質問だよ。実は映画を見ていないんだ(笑)。でもとても良い評判と聞いているよ」と苦笑いしながら話していた。