フォートラベルはこのほど、同社が運営する旅行総合情報サイト「旅行のクチコミサイト フォートラベル」会員を対象に「シルバーウィークの旅行、および今後の旅行計画について」のアンケートを実施し、調査結果を発表した。同調査は9月17日~9月23日に実施され、1,154件の回答を得た。

最初の質問となる「シルバーウィークの過ごし方」では、「自宅中心で過ごした」という回答が41.3%と最も多く、具体的な過ごし方として「掃除」「買い物」「映画鑑賞」「読書」を挙げるなど、いつもの週末と変わらずに過ごした人が多かったことがわかる結果となった。一方、期間中に旅行や帰省を実施した人は、回答者全体の36.7%と全体の半数以下で、GWの同様の調査と比較すると10.5%減少したとしている。

「シルバーウィークの過ごし方」

シルバーウィーク中に旅行をした人に向けた期間や費用の設問では、国内旅行の平均旅行期間は「3.5日」で、1人当たりの旅行費用は「4.5万円」。旅行先のエリアは「関東(23.4%)」「関西(17.0%)」「東北(10.6%)」が上位にランクインした。一方、海外旅行の平均旅行期間は「6.6日」で、一人当たりの旅行費用は「19.4万円」。行き先は「アジア(60.4%)」、「ヨーロッパ(15.4%)」、「オセアニア・ミクロネシア(11.0%)」が人気という結果になっている。

今秋(シルバーウィーク明けから11月末まで)の旅行予定を尋ねた質問では、「予定している」との回答が65.0%にのぼり、旅行意欲の高さがわかる結果となった。「秋の旅のテーマ」として上位にランクインしたキーワードは、「紅葉・自然」「食・グルメ」「温泉」。「紅葉・自然」においては、「温泉」、「食・グルメ」というワードとの組み合わせの他、「写真撮影」「登山・トレッキング」「世界遺産」などのキーワードとの組み合わせも目立ち、景色を眺めるだけではなく、何らかしらの目的を持って旅を計画する人も多いことが分かったとしている。また一方で、「癒し」、「のんびり」というキーワードも多く見受けられ、特に目的を持たずにゆったりと疲れをとる旅の人気もうかがえた。