日産自動車は18日、「ティアナ」の一部仕様を向上して発売した。あわせて、同社の関連会社であるオーテックジャパンは、「ティアナ」の特別仕様車として「プレミアムセレクション」を新たに追加した。さらに、ティアナ「アクシス」の仕様をベース車と同様に一部向上して発売する。価格は、ティアナが255万1500円から406万8750円。特別仕様車プレミアムセレクションが、310万2750円から351万7500円。アクシスが317万1000円から476万1750円。
ティアナは、地図更新システムを装備したHDD方式のカーウイングスナビゲーションシステムを採用し、350XV、250XVに標準装備した(その他グレードはメーカーオプション)。同ナビシステムは、12セグ/ワンセグ自動切換え機能付き地デジチューナーを内蔵し、iPod等のUSB接続が可能。
特別仕様車「プレミアムセレクション」は、250XLと250XL FOURをベースに、特別装備として新機構の「おもてなしシート」を、運転席と助手席に採用した。同シートは、ドアを開けると、座面がほぼ水平になるよう着座点を30mm持ち上げ、9度外を向くことで、乗り降りをサポートする。また、インテリジェントキー連動運転席オートドライビングポジションシート、リバース連動下向ドアミラーも装備する。さらに本革シートパッケージ車には、本革シート、大型後席ヘッドレスト、イルミネーション機能付きキッキングプレート、フットウェルランプが装備される。
ティアナ「アクシス」は、専用外装部品や本革シートなどの室内加飾により「くつろぎのインテリア」を演出したカスタムカー。ベース車であるティアナの一部仕様向上に伴い、「アクシス」もHDD方式のカーウイングスナビゲーションシステムを採用した。