フジテレビ本社屋から人気番組のコンテンツが目白押しのオダイバランドへ。「はねるのトびらエリア」では、出演者が挑戦したゲームを体験できる「ギリギリッスランド」や「女芸人勝負飯レストラン」、「回転SUSHIお台場店」などがある。エリアに入った時、「ギリギリッスランド」のコーナーで、キックボードに片足を乗せて走らせ、25m先の壁に触るというステージにお客さんが挑戦して盛り上がりを見せていた。スタッフの話では、一日約3,000人が挑戦し、100人ぐらいしか成功しない難易度を誇るという。激しい運動を控えるよう医者からきつく言われている我輩は試みなかったが、スポーツ自慢の方には是非とも挑戦して頂きたいコーナーだ。

「はねるのトびらエリア」。エアくじやクレーンゲームなども用意される

「ネプリーグ」おなじみのゲームを体験。出演者の気持ちもわかる!?

「ネプリーグ×ドラゴンクエスト超常識クイズコロシアム」では、番組でおなじみの「トロッコアドベンチャー」や「ファイブツアーズ」が楽しめる。我輩は難題漢字を解く「ファイブツアーズ」を体験。画面に"祥"と表示され、漢字の読みだな? と思ってじっとしていたら残り時間が表示され、残り数秒で入力するタッチパネルを発見したもののタイムアウト……。いやいやいや、こういう仕事をしていますから"祥"ぐらいは読めますよ! しかし1問も答えられなかったのは非常にショックでした(笑)。

次はシュッとした金のオブジェの先ランドに移動。こちらは2006年から開催している人気番組『めちゃ2イケてるッ!』のエリアで、今年は岡村隆史プロデュースの「めちゃ畑牧場」を展開する。エリア中央に広がる緑の芝生に座り、まったり気分を満喫。豚のアイドル「幸子」の部屋では、幸子と戯れることもできる。まったりモードに飽きた人には、体験コーナーがおススメ。「黒沢テキトーロデオマシーン」で、弛んだボディーを引き締めてみてはいかが?

「めちゃ畑牧場」。アイドル豚「幸子」に癒される

実物大ガンダムは必見!!!

お台場合衆国ベイサイドプール(船の科学館横のプール)、アクアシティお台場、お台場海浜公園、お台場潮風公園、ホテル グランパシフィック LE DAIBAの区域がベイサイド州。こちらの注目は、潮風公園の中央にそびえ立つ実物大のガンダム像だ。会場にたどり着くと高さ約18mのガンダムが、我々を迎えてくれる。近くで見るガンダムは、その存在感にただただ圧倒されるばかり。

ガンダム30周年を記念して、お台場潮風公園に実物大のガンダムが登場 (c)創通・サンライズ

ビルや木々などを背景にした遠くからのガンダムは、いい意味での違和感を抱かずにはいられない。この日は約10万人弱の人々が訪れ、そのほとんどがカメラを手に撮影していたのが印象的。本格的な愛好家は、三脚を用意する熱の入れようだ。同エリアでは、市販されていないオフィシャルブック(2,500円)の販売やガンダムヒストリーが展示されているブースもあった。ちなみに我輩は、人気キャラクターのマチルダにシャア、アッガイに遭遇(笑)! 潮風公園に行けば、出会えるかも!?

Zepp Tokyo、ヴィーナスフォート、フジテレビ湾岸スタジオからなるブルーオーシャン州では、ヴィーナスフォート2Fブロードアヴェニューに展示されている「ありがとう あいのりフェア in ヴィーナスフォート」を訪れた。同イベントは、今年3月で放送が終了した人気番組『恋愛観察バラエティー あいのり』の歴史を、様々な展示物で振り返るというもの。初代ラブワゴンをはじめ、出演者の思いが詰まった手紙や写真などが展示されている。来場者が投票する"あいのりベストカップル"コーナーもあった。訪れた人は、44組のカップルからベストカップルを投票してみてはどうだろう。ちなみにこちらは「お台場合衆国」が終了(8月31日まで)しても、11月29日まで開催している。

「ありがとうあいのりフェア」。なつかしの名シーンを振り返ろう

取材日が7月19日という夏休み最初の日曜日とあって、混雑は想像を絶するものであった。その混雑を割り引いても、今年の「お台場合衆国」は、お台場広域にわたって展開されており、1日で全てのエリアを周るのは、かなりの気合いが必要である。効率的に周るには、1駅区間でも電車を利用するか、メディアタワー側広場のレンタサイクルステーションで自転車を借りるのも手だ。土日を回避して、平日に行くこともおススメしたい。

同イベントは、番組関連の体感型アミューズメントがいくつもあり、テレビ好きにはたまらないものばかり。炎天下の季節に行われているので、水分補給など体調には十分に気をつけて楽しもう。

「めざせ!お台場合衆国2009~フジがやらなきゃだれがやる!~」は、7月18日から8月31日までの期間で開催。入場料などの詳細はこちら