セイコークロックは8月下旬より、手動発電機やラジオ、携帯電話充電コネクタなどを備えた多機能防災クロックを販売する。豊富な防災機能だけでなく、普段から利用するためのデザインにもこだわったという同商品は、アナログ、デジタルの2モデル。両モデルとも価格は7,350円。

左から「KR870N」「SQ692W」

「さまざまなグッズを備えたいが荷物は軽くしたい」という防災時のニーズに応え、多彩な機能をコンパクトな目覚まし時計に一体化したという同商品は、AM/FMラジオ(音量調節機能付き)、手動発電機(ダイナモ)、懐中電灯(白色LEDライト)、非常用ブザー、携帯電話充電用コネクター、イヤホンジャックの機能を搭載(両モデル共通)。被災経験者が「防災時に役立ったグッズ」として挙げているという、携帯電話充電グッズ、非常用ブザーもこの一台でカバーすることが可能となっている。 なお、ハンドルを回すことで充電が可能な「手動発電機」は、懐中電灯点灯なら約25分、携帯電話の待ち受けなら約30分に必要な電気を、2分間/240回転で得ることができるという。

製品サイズは、アナログタイプの「KR870N」が高さ156×幅176×奥行67mm、重量約570g。デジタルタイプの「SQ692W」が高さ160×幅153×奥行78mm、重量約610g。使用電池はそれぞれ、単3アルカリ電池3本(KR870N)と4本(SQ692W)となっている。