ネットマーケティングを展開するアイシェアは3日、屋台の食べ物に関する意識調査の結果を発表した。調査実施期間は6月15日~18日で、回答数は20代~40代の553人。男女比は、男性51.4%で女性48.6%。
まず、子どもの頃にお祭りの屋台で食べ物を「買った(買ってもらった)ことがある」と答えた486人(全体の87.9%)を対象に、一番好きだった屋台メニューを選んでもらったところ、1位が「わたあめ」(17.5%)、2位が僅差で「たこ焼き」(16.9%)となった。男女別に見ると、男性は「わたあめ」(男性限定のランキングでは13.5%)より「たこ焼き」(同20.4%)、女性は「たこ焼き(女性限定のランキングでは13.3%)」よりも「わたあめ」(同21.6%)を好む結果になったという。
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子どもの頃に好きだった屋台メニューランキング |
さらに、大人になった現在、屋台で最も食べたいものは何かと聞いたところ「たこ焼き」が23.1%で1位になり、2位は「焼きそば」(10.5%)、3位は「いか焼き」(8.1%)で、酒の肴や軽食系のメニューが上位を占めたという。4位以下も「焼きとうもろこし」(7.6%)、「お好み焼き」(6.9%)、「焼き鳥」(5.1%)と続いた。子どもの頃のランキングで人気を集めた「わたあめ」は8位(3.3%)となった。
また、食べ物の衛生面についてどの程度気にするかという質問をしたところ、35.3%が「常に気にする」としたが、半数を超える51.7%が「普段は気にするが、お祭りや旅行など特別なときは気にしない」と回答。同社では、「あのお祭り独特のワクワク感のもとでは、多少のことは気にならなくなってしまうのかもしれない」と分析している。