スズキは12日、軽乗用車「MRワゴン」と「MRワゴン Wit」をそれぞれ一部改良し発売する。価格は、MRワゴンが101万6,400円から123万9,000円。MRワゴン Witが110万400円から137万250円。
「MRワゴン」シリーズは、インパネシフト4ATを搭載した軽自動車。今回の改良では、エンジン効率を高めて燃費を向上。10・15モードの燃費は、MRワゴンが22.0km/L、MRワゴン Witが21.0km/L。これにより2WD車は、「平成22年度燃費基準+15%」を達成し、自動車取得税と自動車重量税が減税される「環境対応車普及促進税制」に適合する。減税率は50%。
両モデルとも、フロントバンパーとフロントグリルのデザインを変更。さらにキャップ閉め忘れを防止するひも付きフユーエルキャップを採用し、ヘッドランプにオートライト機能を「G」と「Wit GS」を除くタイプに追加した。
インテリアについては、車体色に合わせて「ベージュインテリア」と「ブラックインテリア」を設定し、細かいボーダーライン柄のシート表皮を採用。さらに運転席シートリフターとチルトステアリングを全車に標準装備した。GとWit GSを除くタイプには、運転席・助手席に照明付バニティーミラーを追加した。
さらにMRワゴンは、ボディカラーとして、水色とピンクを新たに追加。MRワゴン Witは、メッシュ調の新デザイン14インチアルミホイールを採用。「XS」と「TS」には、ディスチャージヘッドランプとLEDサイドターンランプ付ドアミラー、オーディオレスをセットオプションとして設定したほか、インサイドドアハンドル、ATシフトノブボタンにメッキを施し、メッキ調エアコンルーバーリングを採用した。