近年、芸能界でも多い"スピード婚"。リクルート運営の結婚&新生活情報総合専門サイト「ゼクシィnet」はこのほど、538名の男女を対象にスピード婚に関するアンケートを実施した。それによると、交際スタートから結婚を決めるまでの交際期間が「半年未満」(37%)、「3カ月未満」(29%)のほか「1カ月未満」、「10日未満」を含め、交際半年未満ならスピード婚という考えが7割を超える結果となった。

スピード婚、スピード婚ではないカップルも、元々の結婚相手との出会いは、1位が「友人や知人の紹介」、2位は「同じ職場の上司・同僚・部下」。ただし、3位以下において、スピード結婚ではないカップルは「学生時代の同窓生」、「学生時代の先輩・後輩」といった学生時代に知り合ったケースが多かった。スピード婚は「紹介サービス・お見合いイベント」、「趣味・習い事・スクール」の割合が高かったという。

では、スピード婚カップルが結婚を意識したのはいつだろうか。「付き合い当初から結婚を意識していた」の52%、「結婚を前提として付き合い始めた」の23%を合わせると、8割近くが交際当初から結婚を意識していたようだ。決断のきっかけは、「理想の相手と確信した」という声が多数を占め、「第一印象でピンときた」、「会ったその日にこの人と思った」など初対面で運命を感じるというドラマチックさ。一方では、「もうすぐ30歳になる」など年齢を意識したという声も目立ったという。

スピード婚における不安のトップは「家計のやりくり」。その後は「親戚づきあい」、「子どもができるかどうか」、「相手の性格が変わらないか」、「生活習慣の違い」と続き、交際期間が短いが故の不安が上位に挙がった。同アンケート結果は、「結婚式の準備とともに、相手とよく話し合うなどで相手の性格を確認しながら、心の準備も整えておくことが必要なようです」と結んでいる。