インターネットリサーチサービス「リサーチプラス」を展開するアイブリッジがこのほど喫煙に関するアンケート調査の結果を公表した。今年度からJRの首都圏の駅構内が全面禁煙となったことについて非喫煙者の9割近くが「賛成」と答えていることがわかった。

調査は、2009年4月17~20日の間、4月1日から全面禁煙の始まったJR首都圏駅を利用している喫煙者および非喫煙者を対象に実施。喫煙者、非喫煙者各400名のアンケート回答を集計した。

その結果、JR首都圏駅における全面禁煙措置について「賛成」と答えた割合は、非喫煙者で87.3%と圧倒多数を占め、喫煙者でも18.3%となり、2割近くが賛同していることがわかった。

JR首都圏駅近郊の全面禁煙についてどう思いますか?
出典:アイブリッジ株式会社 リサーチプラス

また、禁煙を促す効果が高い措置についてたずねた質問では、喫煙者の75.3%が「タバコの増税」と回答。「喫煙禁止場所での喫煙に罰則を科すことを徹底する」(60.3%)、「喫煙禁止場所のさらなる拡大」(41.8%)などの回答を上回った。さらに、タバコの購入を止めることを考える増税額では、「1,000~1,999円以上」が28.5%で最も高く、次いで「500~599円以上」(24.8%)が続き、平均金額は927.6円となった。なお、「いくら増税しても絶対にやめない」は15.3%存在した。

どのような条例があれば喫煙者が減ると思いますか?
出典:アイブリッジ株式会社 リサーチプラス

現在吸っているタバコの価格が幾ら増税したらタバコを買うのをやめますか?
出典:アイブリッジ株式会社 リサーチプラス