サンクトガーレンは14日、神奈川県が開発したオレンジ「湘南ゴールド」を使用したフルーツビール「湘南ゴールド」を発売した。8月末頃までの期間限定販売となり、同社オンラインショップや全国の酒販店などで販売する。なお、湘南ゴールド(オレンジ)の入荷状況によって販売終了が早まる場合もあるとのこと。内容量は330mlで価格は450円。
同商品は湘南ゴールドを発酵前の麦汁に加え、麦汁の糖分とオレンジの糖分を一緒に発酵させて仕上げたというビール。アロマホップに湘南ゴールドと相性のいい「カスケード」を使用。同ホップは、オレンジやグレープフルーツのように爽やかで瑞々しい香りをビールに加えるとのことで、オレンジの香りをさらに高めることに成功したとしている。またオレンジの皮の苦味を活かすために、ビタリングホップ(苦味付け)の使用を少なくしたという。
同商品に使用した湘南ゴールドは「ゴールデンオレンジ(黄金柑)」と「温州みかん」を交配したオレンジ。華やかな香りのほか、糖度12%のしっかりした甘味とレモンに似た鮮やかな黄色の皮を持つという。また生産量が少なく入手が難しいため、"幻のオレンジ"とも言われているとのこと。