ネットマーケティングを展開するアイシェアは6日、オーラルケアに関する調査結果を発表した。調査は3月16日~19日の期間にインターネット上で行われ、全国の20代から40代の男女399名から回答を得た。

自分で行うオーラルケアで一番気をつけていることの1位は「虫歯予防」(44.2%)、2位が「口臭予防」(24.8%)、3位が「歯周病予防」(14.2%)。回答の詳細を見ると、20代は「口臭予防」(32.1%)、40代は「歯周病予防」(23.9%)の値が高いなど、年代によって気をつけているポイントが違うことがわかった。

オーラルケアに利用している道具で最も多かったのは定番の「歯ブラシ」(95.9%)、次いで「歯磨き粉」(64.6%)、「デンタルフロス」(23.6%)、「電動歯ブラシ」(22.4%)、「デンタルリンス」(20.1%)の順になった。特徴として多くの項目で女性が男性のポイントを上回っており、特に「デンタルフロス」「タブレット」「機能性ガム」の3つで10ポイント前後の差が付いている。このほか「歯周病予防」に気をつけている人は、「歯間ブラシ」(47.9%)、「デンタルフロス」(39.6%)、「電動歯ブラシ」(37.5%)の使用率が高かったほか、多くのアイテムを使っていることが明らかになった。

「自分で行うオーラルケア(歯や口の手入れ)で利用しているものは何ですか?」 アイシェア調べ

また、治療以外の定期検診で歯科医院に通っている人はどの位いるのかたずねたところ、17.4%が「通っている」と回答。詳細を見た場合、男性(14.6%)と20代(11.5%)では数値が低かったのに対し、女性(21.4%)と30代(25.3%)で高くなっていた。以上の結果から、女性は男性より歯の健康に注意している人が多いと見受けられる。