フィアットは、ジュネーブモーターショーでカブリオレの「フィアット500C」を発表した。同車は、電動ソフトトップを備え、欧州で今春の発売が予定されている。ソフトトップのカラーはアイボリー、レッド、ブラックの3色が用意される。乗車定員は4名。
ボディサイズはベースモデルと同じ3550×1650×1490mmで、エンジンもベースモデルと同様に、1.3L 75hpのマルチジェットターボディーゼル(5速MT)と、1.2L 69hpガソリンエンジン、1.4L 100hpガソリンエンジンの3タイプが用意される。ガソリンエンジン車にはマニュアルトランスミッションまたは「デュアロジック」セミオートマチックトランスミッションが採用される。
また、500Cには一時停止時にエンジンを停止し、再発進時に再始動を制御する「スタート&ストップ」システムが装備される。車両停止時にギアをニュートラルにし、クラッチを切るとエンジンが停止。その後ギアシフトを行うと自動的にエンジンが再始動される。