2008年分の所得税の確定申告受付が16日より開始されたのを受け、国税庁の広報キャンペーンキャラクターで女優の松下奈緒さんが同日、東京国税局にて「e-Tax」の模擬体験を行った。
「e-Tax」(国税電子申告・納税システム)は、自宅や税理士事務所などからインターネットを通じて申告・申請・届出等が行えるシステム。確定申告期間中は、24時間e-Taxの利用が可能で、税務署が閉まっていても申告書の提出(送信)ができる。また、e-Taxを利用すると、2008年分の所得税の確定申告を期限内に行った場合、所得税額から最高5,000円分の控除を受けられるといったメリットがある。
e-Taxを利用するにはまず電子証明書を取得し、開始届出書を提出して利用者識別番号を発行してもらう。次に電子証明書等の登録(初期登録)をe-Taxサイトなどで行い、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」から電子申告する。詳細は国税庁のWEBサイトを参照のこと。
同日、松下さんは国税局職員の説明を受けながらe-Taxを体験。10数分程度の模擬体験だったが「すごく簡単でした。 (確定申告は)1年に1度のことなので、ドキドキしてしまいそうですが、自宅などで落ち着いて申告できるのが魅力的ですね」と笑顔を見せていた。