アイシェアは23日、全国の20代から50代を中心とする男女709名を対象とした旅行に関する意識調査結果を発表した。同調査はインターネットによって12月下旬に実施された。

「旅行するなら誰と行きたいですか?」の問いでは「父」「母」「兄弟姉妹」「祖父母」以外の「その他家族」が1位(28.9%)となった。「その他家族」は配偶者や子どもを指すと見られる。「家族全体」でみるとその割合は35.4%となり、2位の「恋人」(23.6%)を上回る結果となった。

男女別で見ると、男女とも1位は「その他家族」だが、男性は「恋人」が28.5%で2位だったのに対し、女性は17.6%で3位という結果となった。ちなみに女性は「友人」(26.6%)が2位で、恋人とよりも友人同士での旅行を望んでいることが明らかになった。年代別で見ると、20代ではやはり「恋人」(38.4%)を挙げた人が最も多く、「家族」を抑えて1位となった。また、「ひとり」(20.9%)という回答も多く寄せられた。

「その人と旅行に行くなら、どこに行きたいですか?」と尋ねたところ、「温泉・スパ」が全体の約5割(54.2%)を占めて1位となった。以下、「海」(41.6%)、「観光地」(32.9%)と続き、これらトップ3は年代、世代を問わず人気が高かった。

「その人と旅行に行くなら、どこに行きたいですか?」という質問に対する複数回答の集計結果(アイシェア調べ)

2009年は引き続き不況や円高など様々な環境変化が旅行の傾向にも影響を及ぼすことが予測される中で、なおも「海外」は根強い人気を集め4位(25.9%)に食い込んでいる。