全米で大ヒットを記録し、マスコミから「アカデミー賞候補!」と絶賛されたディズニー/ピクサーのフルCGアニメーション『WALL・E/ウォーリー』。同作の日本語吹き替え版でアニメ声優に初挑戦する俳優・草刈正雄のアフレコ収録会見が、10月21日都内で催された。
『WALL・E/ウォーリー』は、人間たちが見捨てた700年後の地球が舞台のSFアニメーション。地球でただ一人、来る日も来る日もゴミを片付け続けているゴミ処理ロボットのウォーリーは、ある日、純白ボディの最新型ロボット・イブと出会う。ウォーリーは彼女に一目で恋をしてしまうのだが、彼女には人類が託した重要な使命があり……。二人の出会いは、宇宙を駆け巡る壮大なロマンスへと発展していく。
今回、草刈正雄が演じるのは、地球を捨てた人間達が暮らす宇宙船の艦長役。自分の足で歩くこともできない体重180kgの大巨漢の配役に、「えっ、この人を僕が!?」と驚きを隠せなかったというが、「僕も少し油断するとああいう感じになる」と言い会場の笑いを誘った。
今回のオファーを家族に伝えたところ、ディズニー映画に出演することを大喜びしてくれたという。また、「いつも通りのパパでやったらいい」と、娘たちからアドバイスされたことを明かし、無理に人物を作るより「ナチュラルに望んでいきたい」と役への思いを語った。
同作は、12月5日(金)より全国ロードショーが予定されている。
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