名古屋市は1日、2010年に行われる「名古屋開府400年記念事業」のマスコットキャラクターのデザインを発表した。7月1日から、名古屋市内在住、在学の18歳未満を対象に募集していたもの。8月8日に締め切られ、応募総数6,603通の中から、最優秀賞には名古屋市立西山小学校1年の河原晴さんの「400年の旅人」が選ばれた。

最優秀賞の「400年の旅人」。風呂敷きの中には「ねがいボシ」が入っていて、出会った人にプレゼントする

河原さんがデザインしたマスコットは、名古屋市の市章である丸八印入りの風呂敷を担いだ殿様をデザインしたもの。名古屋開府と同じ1610年に名古屋で生まれ、人とふれあうことが大好きで名古屋のあちこちを旅している設定だという。

そのほかには、山本結月さん(小6)が名古屋城をモチーフにデザインした「なごやジョウ」、近藤ちかこさん(中3)がデザインした「やっとカメ」、桑原亜加音さん(小4)がデザインした「ねがいボシ」の3点が選ばれた。

「なごやジョウ」は、名古屋400年のお勉強が趣味という好奇心旺盛な女の子

「やっとカメ」は、自然と平和、スローライフを求めて世界を旅している

「400年の旅人」と旅を続ける「ねがいボシ」。夢を叶えたいと願う人にパワーを与える

これらのマスコットには、まだ名前がついておらず、名古屋市では親しみやすく覚えやすい愛称をつけてほしいと公募している。年齢に関係なく、誰でも応募できる。締切は9月25日(木)。入賞は、10月11日の名古屋まつりで発表される。入賞作品にはそれぞれ賞状と賞金2万円(18歳未満の場合は図書カード)が送られる。名古屋開府400年記念事業実行委員会の公式サイトから応募できる。