ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開するアイシェアはこのほど、インターネットバンキングに関する意識調査を行い、その結果を発表した。調査は今月上旬に実施され、422名の男女から回答を得た。

調査によると、インターネットバンキングを利用したことがあるのは全体の65.4%で、およそ3人に2人が利用経験を持っていることがわかった。男女別では男性の7割以上に利用経験があるのに対して女性は6割弱とやや低かった。年代別に見ると20代57.1%、30代63.5%、40代72.9%となり、世代が上がるほど利用率が高くなる現象が見られた。

利用経験のある人に「インターネットバンキングを選ぶのに、もっとも重視するのはどこか」を尋ねたところ、最も多かったのは「手数料の安さ」(44.6%)。以下「利用時間」(20.3%)、「セキュリティ」(13.0%)と続いた。

「ネット専用銀行で利用している・利用したいと思う銀行」を複数回答で尋ねる質問では、手数料の安さを特長としている「イーバンク銀行」が41.5%でトップ。2位は日本最初のインターネット専用銀行「ジャパンネット銀行」(30.6%)、3位は「セブン銀行」(14.0%)という順になった。また一方で「利用したくない・分からない」との答えも34.6%に上った。

「ネット専用銀行で利用している・利用したいと思う銀行は?」
アイシェア調べ『インターネットバンキングに関する意識調査』より