ネット銀行でもカードローンサービスを実施しているところも
従来、銀行というと店舗を構え、たくさんの行員が働いているイメージがありますが、最近では店舗を設けずに、インターネット上だけで営業しているネット専業銀行(=ネット銀行)が登場しています。
ネット銀行の最大のメリットは店舗や行員などの経費がかからない分、定期預金などの金利を高く設定できることです。同様に、カードローンの金利も、銀行や消費者金融系のローンに比べてメリットがあるのでしょうか。
今回はこれらネット銀行の中から、ソニー銀行、住信SBIネット銀行のカードローンをチェックしてみました。
ソニー銀行はパートやアルバイトでもOKで金利は低め
ソニー銀行のカードローンを申し込める人は、満20歳以上65歳未満で、パートやアルバイトを含め毎月定期的な収入があり、かつソニー銀行指定の保証会社の保証を受けられることが条件です。
利用できる金額は10万円から最高300万円までの8種類で、前年度の年収で利用限度額が決まる仕組みです。前年の年収が50万円以上の利用限度額は10万円まで、同様に年収が300万円以上なら30万円、50万円、100万円のいずれか、年収が400万円以上で150万円または200万円、600万円以上の年収で250万円、300万円となっています。ちなみに満20歳以上の学生の利用限度額は10万円です。
気になる金利はというと、年利6.5~12%と通常の銀行の金利よりやはり低くなっています。金利は利用額に応じて変わり、利用額が高くなるほど金利が低く設定されます。また、利用状況や利用限度額に応じて、適用金利が優遇される「カードローン金利優遇制度」もあります。
申し込みは、システムのメンテナンス時を除いて、原則365日24時間サイトから申し込みができ、仮審査の回答も午後6時までの申し込みであれば、当日知ることができます。
返済は、2日、7日、17日、22日、27日の6つの日からいずれかを指定できます。そして指定した日に、ソニー銀行の普通預金口座からの自動引き落としされます。この返済以外に随時返済も可能です。
条件を満たすと最低金利は5.5%の住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行のネットローン(カードローン)を利用できるのは、満20歳以上60歳未満で、税込年収200万円以上の安定した収入(アルバイトやパート収入の人は対象外)があり、保証会社であるオリックス・クレジットの保証を受けられる人です。また、利用額が100万円を超える契約の場合は、収入確認書類が必要となります。
利用できる金額は、10万~500万円で10万円刻みです。
金利は年利6~10%とかなり低く設定されていて、利用金額が高くなるほど借入金利が低くなる仕組みです。さらに、SBI証券の証券口座を持っているなど一定の条件を満たすと基準金利から0.5%優遇されるので、最も低い金利は5.5%となります。
申し込みはサイトからで、借入はサイト・モバイル・ATMから可能です。
返済は同行の普通預金からの引き落としとなりますが、別に全額あるいは任意の金額を返済することもできます。
やはり、普通の銀行の金利よりもネット銀行の金利の方が低めでした。いざというときにとても頼りになりそうです。しかし、当然のことながら銀行側の審査があるので、誰もが必ず借りられるわけではないことを忘れずに。
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金野和子
マネーライター。マネー雑誌の記者として12年働いたのち、フリーのマネーライターとして独立。おもにマネー雑誌や女性誌、経済誌や新聞などで、マネー関連の記事の編集・執筆を手がける。