カードローンには銀行系、信販系、消費者金融系の分類が

カードローンは、「銀行系」「信販系」「消費者金融系」といった、様々な業態別に色分けすることができます。この中で、今回注目したいのが「信販系カードローン」です。ところで、そもそも信販とはどういう意味でしょうか。

信販とは信用販売の略で、買い物をする人に信用を与えて、その代金を後で支払ってもらうという販売方法のことです。一昔前だと(今でもありますが)、割賦販売といって、商品の支払いを10回払いなど分割して支払う場合は、信販会社がバックでその手続き事務をしてくれていました。今だと代わりにクレジットカードを発行し、利用者は、このカードで高額な商品を分割払いで購入する形が多くなっています。

このショッピング機能以外に、便利でお得なのがカードローンです。

カードローンを申し込む際、気になるのが審査と金利です。最初に紹介した「銀行系」「信販系」「消費者金融系」という分類でみたときの信販系の位置づけを見てみましょう。

一般的に金利が比較的低く審査が厳しいのが「銀行系」、金利は高いけれど審査が優しいのは「消費者金融系」と言われています。「信販系」の審査と金利は、この銀行系と消費者金融系の間に位置し、安心して利用しやすいのが特徴といえます。

今回はこの信販系カードローンの中から、最高500万円まで利用でき金利も低めな、オリックス・クレジットの「VIPローンカード」と楽天クレジットの「マイワン」を取り上げてみました。

オリックス「VIPローンカード」の最低金利は年5.9%

オリックス・クレジットの「VIPローンカード」を申し込める人は、20歳以上64歳以下の仕事で毎月定期的な収入がある人です。専業主婦は対象外となりますが、パートまたはアルバイトで毎月定期収入があれば申し込み可能です。ただし、利用金額200万円以上のコースは、税込年収が400万円以上の人が対象です。

利用可能枠は最高500万円とワイド。金利(実質年率)は利用可能枠によって変動し、融資額が多くなるほど低くなります。ちなみに50万円コース~150万円コースは年12%~年15%(100万円コース以上は年14.4%以下)、200万円コース~300万円コースは年6.9%~年12%、350万円コースから500万円コースは年5.9%~年6.9%です。

返済は、口座からの自動引き落としもしくはATMから利用でき、返済日も選ぶことができます。

借入や返済で利用できるCD・ATMは、都市銀行や地方銀行にゆうちょ銀行、加えて身近なコンビニと、使い勝手はバツグンのようです。

オリックスグループのホテルやレンタカーなどが優待価格で利用できるといった、会員限定のサービスも充実しています。

最高利用限度枠が500万円の楽天「マイワン」

楽天クレジットの「マイワン」は、20歳から60歳までで仕事に就き毎月安定した収入がある人が申し込みできます。

最高利用限度枠は500万円。金利はオリックスと同様に、利用額によって変動する仕組みです。50万円コースは年15%~年17.8%、100万円コースは年9.6%~年14.8%、200万円コースは年6.9%~年14.8%、300万コースは年6.9%~年12.5%、400万円コースは年6.9%~年8.9%、500万円コースは年6.9%~年7.8%です。

借入や返済には、主な都市銀行や地方銀行、セブン銀行などが利用できます。

返済は、指定の口座からの自動引き落としとなり、1日、12日、20日から返済日を選びます。これ以外に、提携金融機関のATMからの増額返済も可能です。

身近さでいうと、銀行系に比べると、少し遠いかもしれませんが、利用するなら、意外と便利でお得。信販系ローンは大注目です。

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金野和子

マネーライター。マネー雑誌の記者として12年働いたのち、フリーのマネーライターとして独立。おもにマネー雑誌や女性誌、経済誌や新聞などで、マネー関連の記事の編集・執筆を手がける。